髪質ラボ

幼い頃から、髪の量は多く、太く、真っ直ぐなストレートで、艶があり、いつもロングヘアでした。周りからも、キレイな髪をよく褒められました。自分でも、そんな髪が気に入っていて、母に毎朝、可愛く結んでもらうのが大好きでした。

そんな私も、歳を重ねるにつれ、髪の悩みが多くなってきました。まず、白髪が多いので、ヘアカラーは必須です。しかも、髪が伸びるのが早いせいか、あっという間に生え際の白髪が目立ってきてしまうのです。とはいえ、髪のダメージ、経済的ダメージを考えると、そんなに頻繁には美容院へは行けません。仕方なく、ドラッグストアで購入したヘアカラーで、伸びて目立ってきてしまった生え際や頭頂部の白髪を、自分で染めています。

あと気になるのは、やはり、髪が薄くなってきていること、コシがなくなってきていることです。前髪、頭頂部、確実に地肌が透けて見え始めている気がします。生えてくる毛も、何だかウネウネと、先細りな、頼りなさげなものが増えてきました。

最近は、シャンプーを買いに行くと、「育毛」「ハリ・コシ」などのネーミングのものが目に入ってきます。

ツヤがあり、ボリュームのある髪の人は、やはり若々しく感じます。今は、ショートカットでトップにボリュームを持たせ、この髪でも、歳を感じさせないように、日々、工夫しています。

ただ最近のお気に入りは、自分の髪質によってカスタマイズできるメデュラシャンプーです。

硬い髪質とボリューミーな毛量に悩んでいます。

一本一本が硬く、軽く引っ張ったくらいでは、髪は動じることはありません。

ポジティブにいうと、「丈夫」という言葉になると思います。

しかし、自分の髪の毛がとても扱いづらいです。

くせっ毛ではないのですが、ボリュームを抑えることを目的に、クリームやオイルをつけたり縮毛矯正をかけたりしたこともありました。

以前、「くるりんぱ」というアレンジが流行りました。

私も試みましたが、髪が硬く多いことにより反発力が高く、思っている形にはなりません。

ショートヘアやボブにしたら、扱いやすいのではないか、楽になるのではないか、と思い、短めのヘアスタイルにしたことはありますが、

髪全体がさらに膨張したようになってしまいます。

私自身だけでなく、美容師さんも困らせてしまいます。

カットする髪の周りの髪をピンで抑えますが、カット中、ヘアピンが耐えきれず、抑えている髪が崩れてきてしまいます。

また、アップなどのアレンジをしてもらうときも、何本ヘアピンを使っても崩れてきてしまいます。

美容師さんが「ああー、取れてきちゃう」と苦労している様子を見て、申し訳ない気持ちになります。

自分の髪の毛をどのように扱うか悩む日々で、結局、後ろで一本で束ねて結ぶ髪型に落ち着きます。